Acer のスレート PC 「ICONIA W700」 買ってみた!

最近家で何してるかと言えば、やっぱりデスクトップ WPF で遊んでるんですよね。前々回/前回の投稿はその産物です (Visual Studio 2012 ライクなウィンドウで Twitter クライアント作ったり)。

でもやっぱり Windows Store apps 開発にも参入したいなーという思い (というか興味?) もあります。が、イマイチやる気が起きない… その理由は何だろうと考えてみると、最近残業が多すぎてほとんど家にいないからタッチ デバイスを持ってないからじゃないかなーと。

じゃあもう買っちゃえ、ということで買ってきました、Acer のスレート PC「ICONIA W700」です。 Acer – ICONIA W700

2012/11/22 日に発売したばかり、周りで持ってそうな人ほとんどいない。 そんなわけで、購入した動機と軽いレビューなどを。


Surface は? VAIO Duo 11 は?

そりゃ本命は Microsoft Surface Pro でしたとも。 Pro が 2013 年 1 月頃発売というのも事前に判っていたことなので、それまでは Surface RT 買って遊ぼうとか、そう考えていた時期が私にもありました。

ところが蓋を開けてみれば Surface は日本じゃいつ発売するかわからないって言うし、国内メーカー品は惨憺たる有様。しょんぼり。 …といった流れでタブレット PC は買い控えていたわけですが、前述の通りアプリ開発して遊びたいし、タブレット 1 台も持ってないってのはどうなの、なんて考えていたり、最近残業キツすぎてストレスフルだったので IYH したかったり。なので、現時点で発売されているもののなかで買ってみようかなと。

私の周りで人気だったのは、ダントツで SONY の VAIO Duo 11 でした。言わずもがなですが、非常によい PC だと思います。 ただ、私にとって問題があるとすれば、納期が遅すぎること (11 月最終週時点で Web・店頭共に約 1 ヶ月待ち (まあそれだけ人気ということで)) と、若干オーバースペックだったということです。

現在私がモバイルで使っている富士通の LIFEBOOK は、12.1 型 Core i5 に (ちょいと手を加えて) メモリ 16 GB、SSD 256 GB、加えて省電力モードなら 17 時間、Krile と Visual Studio ガンガン回しても 8 時間は持ってくれるという優等生ちゃん。勉強会やらの出先で開発するには十分な子なわけで、VAIO Duo 11 はスペック的にこの子と完全に用途が被るので見送りです。


で、結局

開発用じゃないしキーボードとか付いてなくていいので、そこそこな値段のなピュアタブレット (= スレート PC) 狙いで。だけど RT じゃ物足りなさそうだから Windows 8 で。といった感じで絞っていったところ、出会ったのが今回の ICONIA W700。

Core i3 でメモリ 4 GB とまずまずの性能、サイズは 11.6 型の 1920 x 1080 px、重さ 950 g で Surface と同程度。 価格はヨドバシカメラで 74,800 円 (ポイント 10 % 還元で、実質 67,320 円?)。Core i シリーズ載せた Windows 8 タブレットの中ではかなり安い方じゃないですか?

うん、キミに決めた。


開封の儀

それでは開封の儀の様子から。まずは外箱。 大きさは IS12T 12 台分くらい、高さはチョコパイと同じくらい。 ちなみに私はヨドバシカメラ マルチメディア横浜から普通に持って帰りました。その程度の大きさと重さです。

そして中身。 本体のほか、クレードル、ワイピングクロス、リカバリ DVD、ユーザー ガイド、AC アダプター、Micro HDMI -> VGA 変換コネクタなど。SSD 内にリカバリ領域があるのではなく、DVD として付属してきましたね。

続いて本体、アルミ削り出しボディ。かっこいいし手触りもいい感じ、また耐久性にも優れるそうです。 ただし、ヨドバシでの買物に付き合わせてしまった @Hivesbee 曰く「このタイプは落としてアルミに傷つけたときの精神的ダメージが半端ない」とのことなので要注意。

横からの写真、上から ・上面 (左から、排気口、吸気口、回転ロックスイッチ) ・底面 (左右にステレオ スピーカー、中央にリセット ボタン) ・左面 (左から、マイク穴、Micro HDMI、USB 3.0、電源) ・右面 (左から、ヘッドフォン端子、音量ボタン、電源ボタン)

キーボードは付属していません。別途 Bluetooth キーボードを買うのがよろし (というか、モバイルできるおすすめ Bluetooth キーボードがあったら教えてください)。 ただ、もしかしたら 12 月にキーボード付きの上位モデル ICONIA W700D が発売されるかもしれません (これが発表されたとき、W700 のほかに W700D というのがあった。CPU が Core i3 から Core i5 に変更、Bluetooth キーボード付属しているもの。ただし、Surface のようないわゆるドック型 (キーボードが接続できる) とかではない)。しかし、メーカーのページにも情報がなく、ヨドバシの店員も「そんな製品の情報は入ってない」とのこと。12 月という根拠は、W700/W700D と同時に発表された ICONIA W510/W510D が 12 月中旬に発売予定のため。


起動してみる

買った時点でバッテリーはほぼフル充電状態、すぐに起動しました。 11.6 型で IPS のフル HD 解像度、デスクトップはかなり細かい印象ですが、逆に Microsoft design style の方は映えますね。とてもキレイ。

付属しているクレードルは、横置き、縦置きに対応しています。横置きの場合は更に、2 段階の角度に切り替え可能。バッテリーを充電できるほか、USB 3.0 のハブ機能もついています。ただし、クレードルに置くと本体の背面カメラが隠れて使えなくなります ((( また、クレードル自体は結構大きいので、モバイルで使うものではないですね。あくまで家で使うときのもの、と思った方がいいです。   

お次は性能。システム画面と、購入直後に計測した Windows エクスペリエンス インデックス。 例によってグラフィックが足を引っ張っていますが、それでも予想より高かった。

CrystalDiskMark 3 Shizuku Edition での計測結果。十分速いですね。あと雫ちゃんかわいい。ちなみに、SSD は東芝製っぽい。   


最大の欠点、ストレージ

買う前から判っていたことですが、W700 のストレージは SSD 64 GB のみ (128 GB モデル等なし)、しかも microSD カード スロット等もないため、USB 以外でストレージの増設ができません。これはちょっと痛い。。。

肝心の 64 GB SSD ですが、買った時点では空き容量が約 40 GB。購入直後の [プログラムと機能] の一覧と C ドライブのプロパティが以下に。。   

ストア アプリのプリインストールはこんな具合。さていくつ使うだろうか。。。

とりあえず、不要そうなアプリや体験版セキュリティ ソフトはアンインストールして使ってみるつもり。とにかく容量に余裕がないので、どう運用するかがカギですね。Visual Studio 2012 入れるか悩む…


まとめ

半ば衝動買いに近い感じで購入した ICONIA W700 ですが、個人的には非常に気に入っております。 まだバッテリー関連の検証をしていないので、もうちょい使い込んでみたいところです (今のところ、普通にウェブの閲覧だけで使っていれば 8 ~ 9 時間くらいは持ってくれそう。これも好印象)。

何にせよ、これでストア アプリ開発に参入できますね。もう何も怖くない (残業から目を背けながら

購入を検討される方は、ストレージにだけはご注意を。メインで使うにはちょっと辛い容量です。きちんと用途を明確にした上で購入されることをお勧めします。 何か気になることがありましたら、Twitter で mention 飛ばして頂ければお答えできるかもしれません。

さて、これで早い段階で本命 Surface Pro が日本で発売されたらどうなるのかな… 買っちゃうのかな… でもバッテリー 4 時間なんて報道もあるので、見送りかな… Windows Phone 8 端末も欲しいし、お財布が薄くなりますね。ひゃー


One thought on “Acer のスレート PC 「ICONIA W700」 買ってみた!

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