Visual Studio 2015 Preview で XAML デザイナーが動作しないとき

Visual Studio 2015 Preview がリリースされた当初から、WPF プロジェクトで XAML デザイナーが正常に動作しない現象をいくつか確認しています。

パッケージの更新、依存関係、または競合の検証に失敗しました。

パッケージの更新、依存関係、~~~

WPF プロジェクトで発生するのを確認。

同じコンピューター上で新しく Windows Universal app のプロジェクトを作成し、開発者ライセンスを取得したところ解決しました。

Manifest module does not contain assembly manifest or module is corrupted.

SS150209050024KD

WPF プロジェクトで発生するのを確認。

.csproj 内で以下が記述されていれば、それが原因のようです。
この行を削除したところ解決しました。

この部分は、Windows デスクトップ アプリからトースト通知等の WinRT の API を叩くために、手動で追加することが多いです。
追加前後で、Reference Manager に以下のような違いが現れます。

追加前

追加後

実際にプロジェクト内で WinRT の API を使用しているかどうかに関わらず、とにかく TargetPlatformVersion が記述されているだけで XAML デザイナーがエラーを吐きます (少なくとも私の環境では。情報求む)。

XAML デザイナーを正常動作させるために .csproj から TargetPlatformVersion の行を消してしまうと、今度は WinRT への参照ができなくなります (ビルド エラーになるはず)。
現時点では、XAML デザイナーが必要なプロジェクトと WinRT の API を叩くプロジェクトは、別アセンブリにする等の対処が必要ですね。

ちなみに、Windows 10 Technical Preview + Visual Studio 2015 CTP 5 で TargetPlatformVersion を 10.0 にしてみたところ、これまたエラーで XAML デザイナーは正常動作せず。

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